4 環境衛生
2 住居環境
人は家屋の環境に影響を受けやすいことから、これまでの住居環境の他に室内の換気、採光、照明、健康障害物質(シックハウス、化学物質等)も考慮することが必要不可欠です。
● 住居の保健衛生上の条件
①安全条件・・・地震、暴風雨、津波、雪害等の防止②温熱条件・・・室内外の換気、保温や暖房、通風や冷房
③光条件・・・採光と照明、照明は労働安全衛生規則に従い、調理室は150ルックス以上、調理作業面は300ルックス程度、盛り付けカウンターは500ルックス程度が理想です。
●シックハウス症候群
建築建材や家具から発生する化学物質等によっておきる易疲労感、手足の冷感、めまい、のどの痛み、吐き気、不定愁訴などの健康障害を総称して、シックハウス症候群という。原因となる化学物質には新建材に用いられる接着剤中のホルムアルデヒド、塗料に含まれるトルエン、殺虫剤の成分であるパラジクロロベンゼンなどである。また、化学物質だけでなく、ダニやカビ、湿度、心理社会要因など、さまざまな要因が複雑に関係しています。
●石綿(アスベスト)
天然に産する繊維状ケイ酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。吸引すると、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫、肺がんなどを発症し、呼吸困難を引き起こします。このため、昭和50年に原則禁止され、平成16年より全面使用禁止となっています。